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今、旬の話題を中心に独自の切り口、考えを、一度は創作の分野で原稿料をもらった筆力をもって展開していきます。

東京オリンピック、板橋イナリ通り商店街

2020年、オリンピックが東京に決定した。喜ばしい限りである。

もうっ、最高である。十分シニアなのにこんな言い方をしちゃう。

 

ところで、今回の招致に絡み、懐かしい地域の名前がテレビから飛び込んでくるようになった。

 

 板橋(区)の板橋イナリ通り商店街の人達も招致を願っています、ということでNHKにも取り上げられた。

 

なんで、あの商店街が、と思って観ていたら、近くに選手の強化施設(ナショナルトレーニングセンター)があり、レスリングの吉田選手らが、商店街で食事をしたりするとのことだった。

 

近くとは、北区西ヶ原で、距離的にはさほどない。

 

私が生まれ育ったのは、板橋イナリ通り商店街の入り口から6,7分の場所だった。もう何十年も行ってないが、しっかり覚えている。

板橋イナリ通り商店街は、中学の3年間の通り道でもあったのだから、忘れるわけがない。

道は狭い。長く続いているが、店の数はそれほど多くない。ホームページで見る限り規模的には当時と大きくは変わっていないようだ。

 

中華料理屋と書籍と文具を扱っている店には、幾度となく訪れた。

 

中華料理店でよく食べたのは、野菜炒め定食と中華丼だった気がする。

本屋さんの店主の顔を思い出すことが出来る。ちょっとだけ、気難しい感じのおじさんだった。煙草も売っていたな。

 

 商店街の一角にある稲荷(いなり)神社(正式には清水稲荷神社と言うらしいが、地域の人達には稲荷神社で通っていた。)もよく覚えている場所だ。

けっこう広かった。そこでの、お祭りもにぎやかだ。中学生の頃、友人と行ったお祭り、もなかの皮を使った金魚すくいをやったと思う。神輿(みこし)が出て、ずっと小さな頃は、ダシを引っ張ったことがある。

 

なつかしいなあ。現在の家からだと、乗り換えが3つも4つもあるが、一度行ってみるかな。

 

 

 

それにしても、何十年も経って、オリンピック招致を機に生まれ育った地域を思い出すなんて考えもしなかった。