STAP細胞の定義は何なのか?小保方晴子さん、200回以上成功批判に対する文書と理研の反応に関して。
200回以上STAP細胞作製について、弁護士が彼女から聞き取った文書を発表した。彼女は、多様性マーカー陽性の確認したことをもって、STAP細胞が作成されたと認識している。つまり、Oct4が発現(蛍光発色)したことで、STAP細胞が出来たと判断した。その回数が200回以上であった、と言うことなのである。
そして、ここまでについては、他の人も同様の結果を得ている。
理研側も、それを認識しているはずとしている。
これに対して。理研側は、他の人のここまでの作成例を知っていることを認めながらも、マーカー陽性だけでは、多様性細胞になったとは言えない、としている。
ひとつ言えることは、STAP細胞の定義をはっきりさせることだが、何故、理研は、小保方さんの会見後、そういった事実(他の人も同じ実験結果を得た)を公表しなかったのだろうか。
また、コツについて小保方さんは、特許絡みもあって、自分の考えだけで公表出来ないとしているが、理研はこれについての見解を早急に発表するべきだろう。
これなしに、再調査に関し、するしないを決定するのはおかしいのではないだろうか。
小保方晴子さん、コツとかレシピ教えてあげたら?
誰でも分かることだが、200回以上成功したとのことだが、20回でも50回でも100回でも、今回の場合、数字は意味をなさない。今必要なのは、小保方さんの200回ではなく、他の人の1回の成功なのだ。
うまくいったことでもあるし、個人名を出してよかったのではないか。
コツとかレシピだかを早く公開した方がいい。それが、小保方さんが、研究者として続けられる最短の道なのである。
次の論文のために簡単には公開出来ないと話していたが、次の機会が理化学研究所から与えられるかどうか分からない状況の中にいるのだ。
理化学研究所が、真実に関する環境が変わってないのに簡単に再調査に応じるだろうか。
裁判になったら、どんどん研究は遅くなる。
コツやレシピを教えると次のステップのメカニズムの解明などの研究に影響を与えるというが、ここに至ったら、他の研究者がメカニズムを発見することになってもいいではないか、と思うのだ。
STAP細胞が、病気に苦しむ人を救える日が近づくことになるのだから。
小保方さんは、それでは、納得出来ないだろうか。
来週、副センター長が会見するという。
この人の責任は重い。注目の会見になる。
STAP細胞は存在します!小保方晴子さんの会見、を聞いての感想
初めから1時間45分位会見を聞いた。
彼女なりに一生懸命答えていたと思う。
感想、その1
やはり、彼女自身を認めていただが、論文書き方、整理の仕方など研究者として未熟だったことは否めないだろう。電気泳動の画像の切り貼りなど、どう考えたって普通の研究者はやらないだろう。
今後、研究者を続けていくなら、「論文の書き方」などの勉強から始めて欲しい気がする。
感想 その2
理化学研究所の不正行為があったとした調査委員会の調査は、最初から結論をこうしようと決めていたような不十分なものに思えてならない。小保方さんの言い分を十分聞いたとは感触的に感じられなかった。
感想 その3
質疑応答において、一番聞きたい質問が出た。
STAP細胞が実際にあるか否かについてである。
小保方さんは、自信をもって、STAP細胞はあります、と答えていた。
200回位、確認していると述べたが、その時使用していた言葉は、STAP現象という言葉だったと思う。
何をもって細胞が初期化されたかの確認をするのに、ということについて、分化に関わる遺伝子Oct4を測定することによった。発現されたならば、蛍光発色がなされるような実験法をとった。(この3行、1月29日の理研広報の発表記事と朝日デジタルの記憶から記述したつもりなのだが。詳細、確認はそれぞれを読んで欲しい。)
そこまでは、小保方さん本人が確認している、という話である。けれど、そこから、先は、十分に検証されてないのではないか。初期化されたのだから、万能性が発揮出来る、マウスの内部で組織が出来る。こうなってSTAP細胞は認められる。
STAP現象が起きたら、STAP細胞なのか、組織が出来て初めてSTAP細胞、ここのところは、明確にしなければいけないのじゃないか。
(妄想的私の考え、刺激によって初期化された細胞が、万能細胞として機能するには、従来にはない方法をとらなければいけないのではないか。)
だけど、体細胞に刺激を与えることで細胞が、初期化する現象が確認出来れば
これまでの発生学の常識を覆すだけに小保方晴子さんの功績は歴史に残る大発見となることは間違いない。
目の前で見せてくれとかいう質問があったが、小保方さんが答えられるわけがない。理化学研究所が、確認のためのチームを作ったとは別に小保方さんが、理化学研究所に残りたい小保方さんは、「やります」などと答えられるはずがないじゃないか、と言いたかった。
他にも、司会の三木弁護士がうまく調整したよかったが、高圧的な姿勢で質問する人間がいるんだよな。
感想4
STAP細胞を作るには、自分しかわからないようなレシピみたいのがあると言っていたけど、ここまできたら、公開しちゃってもいいんじゃないか、と思った。
研究ノートも撮影禁止でぱらぱら見せるくらいなら。
自信、確信があるなら、理化学研究所が何を言おうが、論文撤回はする必要はないだろう。(ここは、小保方さんの撤回は研究そのものの否定を意味するものだ、という言葉を踏まえて言っている。)
感想6
200席位あったというが、記者会見は大変だったろう。
今、知ったのだが2時間半もやったの?
お疲れさま。
小保方晴子さん、明日の会見、元気にしっかりやって欲しい。
明日、小保方さんが、弁護士と共に会見をすることになった。
どんな会見が望ましいか。
(前の記述と重複している部分があるけれど)
STAP細胞の存在を考えた時からの経緯。
どのような実験をしてどのような結果を得られたか。
実験データに間違いが起こる可能性は、どこかになかったのか。小保方さんなりの考えを示して欲しい。
これらをあくまで研究者として語ってもらいたい。
問題はマスコミの質問や対応の仕方である。
論理的に質問をして欲しい。
理研が不正と判断した件について、グダグダと長引かせるのは時間の無駄というものである。大きな力が働いたと思ってますか?トカゲのしっぽきりだと思いますか?などという質問、やたら高圧的、攻撃的な質問の仕方もやめて欲しい。
明日も会見後、小保方さんの記事を書く。
私は、小保方晴子さんに甘いのかね。
先週、小保方晴子さんについて、週刊新潮の記事を読む。
マズクをしたグラビアページ。小保方さん本人と分かる。
記事は、たいしたことはない。
ただ、記者との間で気になる一問一答があった。
若いマウスの一部の臓器にごく少量ある未分化の細胞が残っていただけではないか?という質問をしたのである。
これは、ある大学教授(専門分野、分子生物学)から得た「STAP細胞は、ES細胞かもともと生後間もなく骨髄にごく少量ある未分化の細胞を抽出したものではないか」という意見をもとにした質問だった。
国立大学の教授の抽出は、意図的な狙いを意味するが、記者は、質問通りだとすれば、まぎれてしまった、というニュアンスで聞いている。
質問に小保方さんは、全面的に否定はしなかったのだ。
気になることである。
生後間もないマウスに未分化の細胞があることはよく知られた事実なのだろうか。とすれば、小保方さんの上司の笠原氏は、分子生物学の権威であることから、なぜ、その点について小保方さんと意見を交わさなかったのか疑問である。
小保方さんは知らなかったのだろうか。知っていればコンタミネーションを防ぐ処理をしていたはずである。
ネーチャーからその点についての質問は、なかったのだろうか。
反論会見をすると言っていた小保方さんは、ここに及んで、代理人の弁護士に「入院してもいいですか」みたいな連絡をしてきているそうである。
がっかりした。
小保方さんは、週刊新潮の記者に大きな力が働いていると述べたそうである。
何に対して言っているのだろうか。
今日、共同研究者のひとりが、STAP細胞について会見をするという。注目しよう。
小保方晴子さん、今後予定しているらしい会見に効くに違いない反論のメッセージ。
昨日、STAP細胞に対する理化学研究所の会見があった。考えていることを書く。
*実を言うと、私は、これまで、理化学関係、医工学分野の研究発表などそれなりに聴いてきたし、再生医療関連の論文にも目を通たことがある人間なのである。全くもって大した人間ではないが、今回の件ほんの少しは、理解出来るのである。
1、 論文の捏造(ねつぞう)について。まずもって、捏造という言葉は、聞こえが悪い。だが、この言葉が使われた以上仕方がない。必要とあれば、ここでも使うことにする。
小保方さんが、捏造を指摘されたのは、画像処理の問題と博士論文の画像を使ったことであった。ここからいこう。
*画像処理
これは、研究者として批判されても仕方ないのではないか。小保方さんは、画像がぼやけていたため、分かりやすく見せるため切り貼りしたと述べているが、実験のデータがぼんやりとしたものならば、それが、真実であり、それを公表しなければならないはずである。
*卒業論文の画像を使ったこと
理研の調査委員会は、捏造と決めつけ、本人は取り違えと主張している。これは、ひょっとすると、本人の言う通りかも知れない。ネイチャーから、あれこれ注文がつき、頭が混乱していた可能性もある。ただ、博士論文に使った画像なら、記憶が残っているだろう。気付かないはずがないじゃないか、という意見もあるだろう。
2、調査委員会の発表
なんだ、これだけ?と言いたくなった。スタップ細胞の有無などについて何らかのコメントがあると期待していた人が多かったのではないか。調査委員会メンバー全員の専門分野やポジションについてなど公表されているのだろうか。
実験ノートがスカスカだった。
小保方さんから2冊の実験ノートを提出してもらったがスカスカだったと調査委員会が述べている。批判もしている。
実験ノートは、上司が見ることになっているという。
仮にその通りずさんだったとすれば、上司の責任は大となる。
これに関して、私は、あくまで推測でしかないのだが、こんなことも考えるのである。理研の中では、研究内容の発表の場があるのだが、小保方さんはそうしたセミナーに参加していなかったという。(*昼のワイド番組からの情報)
私が何を言いたいか。小保方さんの研究については、徹底した秘密主義がとられたということである。
STAP細胞は、事実なら、世紀の発見であり、理化学研究所は世界の中心的役割を果たす立場になれる。特許から得られる利益も莫大になると計算、指導者が詳細を書かないよ う示唆した。もう一度。これは、あくまで、推論である。
小保方さん自身が、何らかの意図があって、書くべきことをセーブしたかも知れない。
3、小保方さんの反論コメント
理研の調査委員会の決定について、小保方さんが到底容認出来ないとのコメントをマスコミに出した。そして、(今日聞いた情報であるが)4月9日までに記者会見を開くことを検討しているという。反論コメントを出しておいて、よかった、と思う。何もなかった時の記者会見の模様が目に浮かんで来る。マスコミは、弱い物に対して、きつい質問をしがちである。そして、スタンドプレイとも言えるような高圧的な態度で質問する人間が必ずと言っていいほど現れる。捏造という言葉で小保方さんを責めたてるだろう。肝心のSTAP細胞の研究についての彼女の考えを十分に聞けなくなる可能性があったのだ。そうならないために、前もってコメントしたことは、効果的だったに違いない。
4、小保方さんに記者会見で言って欲しいこと。
STAP細胞の存在を信じているなら、何故かを科学的な言葉で説明して欲しい。一番、分かりやすいのは前回ブログで書いたように、刺激によって万能細胞になると考えた経緯から途中の実験法などを(専門用語を使ってもいいので、)具体的に細かく説明して欲しいということである。記者会見期待もしている。私が聞きたいのは、弁明ではなく、納得させる言葉である。