話題!話題!話題!

今、旬の話題を中心に独自の切り口、考えを、一度は創作の分野で原稿料をもらった筆力をもって展開していきます。

小保方晴子さん、今後予定しているらしい会見に効くに違いない反論のメッセージ。

昨日、STAP細胞に対する理化学研究所の会見があった。考えていることを書く。

*実を言うと、私は、これまで、理化学関係、医工学分野の研究発表などそれなりに聴いてきたし、再生医療関連の論文にも目を通たことがある人間なのである。全くもって大した人間ではないが、今回の件ほんの少しは、理解出来るのである。

 

1、 論文の捏造(ねつぞう)について。まずもって、捏造という言葉は、聞こえが悪い。だが、この言葉が使われた以上仕方がない。必要とあれば、ここでも使うことにする。

小保方さんが、捏造を指摘されたのは、画像処理の問題と博士論文の画像を使ったことであった。ここからいこう。

 

*画像処理

 

これは、研究者として批判されても仕方ないのではないか。小保方さんは、画像がぼやけていたため、分かりやすく見せるため切り貼りしたと述べているが、実験のデータがぼんやりとしたものならば、それが、真実であり、それを公表しなければならないはずである。

 

卒業論文の画像を使ったこと

 

理研調査委員会は、捏造と決めつけ、本人は取り違えと主張している。これは、ひょっとすると、本人の言う通りかも知れない。ネイチャーから、あれこれ注文がつき、頭が混乱していた可能性もある。ただ、博士論文に使った画像なら、記憶が残っているだろう。気付かないはずがないじゃないか、という意見もあるだろう。

 

 2、調査委員会の発表

なんだ、これだけ?と言いたくなった。スタップ細胞の有無などについて何らかのコメントがあると期待していた人が多かったのではないか。調査委員会メンバー全員の専門分野やポジションについてなど公表されているのだろうか。

 

実験ノートがスカスカだった。

小保方さんから2冊の実験ノートを提出してもらったがスカスカだったと調査委員会が述べている。批判もしている。

実験ノートは、上司が見ることになっているという。

仮にその通りずさんだったとすれば、上司の責任は大となる。

これに関して、私は、あくまで推測でしかないのだが、こんなことも考えるのである。理研の中では、研究内容の発表の場があるのだが、小保方さんはそうしたセミナーに参加していなかったという。(*昼のワイド番組からの情報)

私が何を言いたいか。小保方さんの研究については、徹底した秘密主義がとられたということである。

STAP細胞は、事実なら、世紀の発見であり、理化学研究所は世界の中心的役割を果たす立場になれる。特許から得られる利益も莫大になると計算、指導者が詳細を書かないよ う示唆した。もう一度。これは、あくまで、推論である。

小保方さん自身が、何らかの意図があって、書くべきことをセーブしたかも知れない。

3、小保方さんの反論コメント

理研調査委員会の決定について、小保方さんが到底容認出来ないとのコメントをマスコミに出した。そして、(今日聞いた情報であるが)4月9日までに記者会見を開くことを検討しているという。反論コメントを出しておいて、よかった、と思う。何もなかった時の記者会見の模様が目に浮かんで来る。マスコミは、弱い物に対して、きつい質問をしがちである。そして、スタンドプレイとも言えるような高圧的な態度で質問する人間が必ずと言っていいほど現れる。捏造という言葉で小保方さんを責めたてるだろう。肝心のSTAP細胞の研究についての彼女の考えを十分に聞けなくなる可能性があったのだ。そうならないために、前もってコメントしたことは、効果的だったに違いない。 

4、小保方さんに記者会見で言って欲しいこと。

STAP細胞の存在を信じているなら、何故かを科学的な言葉で説明して欲しい。一番、分かりやすいのは前回ブログで書いたように、刺激によって万能細胞になると考えた経緯から途中の実験法などを(専門用語を使ってもいいので、)具体的に細かく説明して欲しいということである。記者会見期待もしている。私が聞きたいのは、弁明ではなく、納得させる言葉である。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1.