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異例の通達、安藤美姫が、今季のSP(ショートプログラム)の曲を、――

インターネットを開いたら、上の方に小さな文字で「異例の通達、安藤美姫」のフレーズが飛び込んできた。

これは、ドイツの大会に出場予定に関して、日本スケート連盟が、安藤に対して通達を出したのか、と思った。通達という言葉から普通はそう受け取るだろう。

 

茨城県でアイスショーにゲスト出演した安藤美姫が、新たなSP(ショートプログラム)の曲に合わせて滑ったそうだが、その後の会見で局名を伏せて欲しいとマスコミに要望した、理由は 他社との契約関係のためだという。そのような内容だった。(ネタ元、スポニチアネックス)

びっくりである。

 

安藤美姫については、つい先日もマスコミに取り上げられたばかりである。

 

ドイツで開かれるネーベンホルン杯に招待選手として参加するというのだ。

関東大会を控えて、何で海外の大会に出場するのと思う人がいるかも知れないが、実は彼女がオリンピックに出場するには、国内の大会(日本選手権)で選出されるにふさわしい成績を取っただけではだめなのだ。

 

国際スケート連盟が公認した大会で国際スケート連盟が定めた技術点をクリアしなければいけないのである。

招待選手の形をとったのは、日本スケート連盟が、海外に強化選手以外の選手を派遣する考えをもってないからだ。

そこで、招待選手の形での出場の形になった。

オリンピックを目指す安藤に日本スケート連盟が、知恵を授けたと思ったのだが、そうでもないらしい。

 

ドイツの側が、本当に安藤に出場してもらいたかったのか、そういう風に安藤側が頼んだのか、いい加減なことは言いたくないので、ここでは論じない。

 

 シングルマザーとなり、父親が誰なのかを教えない、その一方でオリンピック選手になることをめざす。

私としては、安藤美姫を応援したいと考えていた。

 

世間的に批判されるかも知れないことを背負いながら、関東大会から勝ち上がっていこうとするフェイテンングスプリット、かっこいいではないか、そんな風に思ったのである。

 

安藤美姫には、浅田真央にはない成熟した女性らしさとか力強さがある。

 

日本選手権まで勝ち進めば、浅田、村上の次に応援するつもりだった。

 

だが、近頃の彼女の日本スケート連盟やマスコミ対応を見るに、人間関係の潤滑剤を身につけて、もう少し、うまくやりなさいよ、と言いたくなる部分がある。

 

応援する気持ちが、自分の中で少し後退したのは事実であり残念なことである。