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今、旬の話題を中心に独自の切り口、考えを、一度は創作の分野で原稿料をもらった筆力をもって展開していきます。

笑点、48年間、初の大珍事の中身

談志さんの時代からの笑点のファンである。

日曜日の夕方、大喜利は、本当に楽しい。

座布団1枚。

メンバーの回答によって、座布団をやったり、取ったり。

判断基準は、司会者に独断に任されている。

時には、3枚くらいをもっていかれたり、10枚に近くなると上にあがるのも大変だ。

それが、昨日の笑点で珍事とも事件とも思えることが起こった。

番組の初めの時点でメンバー全員、座布団なし。

観ているこちらは、回答するに従って、メンバーのだれかれと

座布団を獲得していくんだろうな、と思って、画面を眺めていた。

 

ところが、である。

「いい答えだ。こりゃ、1枚」

と、私が思ったところでも、歌丸師匠の「山田君、**さんに座布団1枚さしあげて」といった言葉がない。

2問を過ぎても、誰も、座布団の上に座ってない。

板の間の上に、着物でも足が痛いんじゃないの?と

他人事ながら、心配にある。

狙いが分った、みたいなことを言ったのは圓楽さんだったか。

視聴者の多くが同じことを思ったはずである。

こちらの想像通り、1枚の座布団のやり取りなしに3問目も終了した。

 

「48年間の中で、初めてのことでございます」てなことを歌丸師匠が、番組の最後に言ったが、確かに、座布団のやりとりが一度もない、などのことは記憶にない。

歌丸師匠の独断だったのか、師匠とメンバーの相談の上だったのか、番組の制作側の意見を取り入れてのものだったのか定かではないが、やっぱり、笑点は座布団のやりとりがなければ面白くない、の気持ちである。

歌丸師匠、「来週から、座布団1枚復活させてくださいね。山田が失業しちゃいます」

(つけたし)

座布団10枚、現在のメンバーの構成を考えると、枚数を減らした方がいいかも知れないね。危なっかしくて。