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今、旬の話題を中心に独自の切り口、考えを、一度は創作の分野で原稿料をもらった筆力をもって展開していきます。

応援したいが、今回の件は、小保方晴子さんの焦りが生んだ可能性もあると考える。

テレビのワイドショーで盛んに取り上げられているSTAP細胞の件について書く。

思いついたままを羅列していくので、文章のつながりなどしっくりいかない部分があるかも知れないがご容赦願いたい。

1、発表時

若山教授も述べていたと思うが、余りに簡単にSTAP細胞が作られるという印象が独り歩きしてしまった。ジュースと同じ酸性溶液の培養液の中につけるだけで細胞が初期化されると、その部分が強調されてしまった。これが、山中教授のIPS細胞との比較を生んだ。これは、報道ステーションで報道されるまでもなく、山中教授に対して失礼極まることである。もし仮に、STAP細胞なるものが、IPS細胞より機能的に遥かに優れた物であったとしても、山中教授の研究の業績は少しも弱まるものではない。科学の発展を考えれば容易に分かるというものである。それに、発表段階では、山中教授の研究はヒトの細胞までいっていたのにSTAPはマウスのそれも若いマウスに限られていたのだ。しかも、PS細胞にはガン化のリスクがあると記されていたが、かなり改善されているのに、その部分もちゃんと説明してない報道がほとんどだった。

2、今回の結果を生んだ理由

タイトルにも書いたが、小保方さんの焦りが生んだ結果の可能性もあるのでは、と勝手な推測をしている。それは、研究者としての地位の確立を早くしたい、STAPの研究にしても、以前にネイチャーに突き返されている。そうしたことから、他の研究者の耳にそうした事実がうわさとしてでも流れ、先を越されたらどうしようかと思った。まずは、既成事実を作って、自分が最初の研究者であると世界に知らしめておきたい。自分が実績面では、世界の名だたる研究者に劣る若い研究者を必要以上に意識したのではないだろうか。

識者も述べているが、それにビジネスという観点から理化学研究所やハ ーバード大のバカンティ教授の思惑なども絡んだということなのかも知れない。

 

3、STAP細胞は存在するのか。

誰も再現した研究者がいない、ということをマスコミは強調しているが、細かい条件などを論文では述べていない以上、そうしたことは、十分に起こり得ると考えられる。誰も再現出来ない、だから、捏造という論理は実に短絡的発想というものである。

小保方さんに疑問を投げかけている若山教授は、一緒にやって一度は成功していると言い、理化学研究所も他の研究員がやってSTAP細胞を作製していると述べている。ならば、STAP細胞は、出来うることは間違いないと言えるが、同じ若いマウスの細胞を使って同じ条件でも成功例が少ないということは、必要な条件の見落としなどしている他(ここからは、妄想的な推理だが)赤ちゃんマウスの中の個体差、もっと言えば、細胞レベルで突然変異を起こしたマウスの細胞だけが、初期化される。細胞の中に記憶力を働かせる細胞があって、刺激によって「元に戻ろう」とする細胞が存在する。ありえない、ですか?とに角、非常に少ない回数でもそれが起こったならば、小保方晴子さんは世紀の大発見をしたことになる、と思う。奇跡的に起こったことを、本当に簡単に出来る研究のきっかけを作ったことになるのだから。「100年後の人類のために」という小保方さんの言葉が、頭を横切っていく。

 

 

4、小保方さんは、今後何をすべきか。

マスコミの前に出ないことが問題化されているが、別に出なくてもいいから、STAP細胞の存在を考え出した時からの実験法と結果、考察を示して欲しい。

私の記憶に間違いがなければ、ピペット(先がキャプラリー状)をしている時から今回の研究を始めたとあり、*様々な刺激を与えた実験を繰り返した結果、培養液を酸性溶液にした時が、一番よい結果だったということであった。そして、確信を得た。であるならば、そこにいたる実験データを公開することが、説得力あることではないのか。もしかしたら、そこで、大きな勘違いがあったかも知れない。論文の無断引用、画像を違うものの差し替えるなどは、研究者としての倫理上批判されるべきものだが―――論文というものをナメてかかっていたと言われても反論出来ないはず。―――間違いは仕方ないのである。

*様々な刺激について。電気的刺激、磁気的刺激、などいろいろ考えられるが。そもそも、最初の狭いところを通すストレスを与えるの結果はどうだったのか

5、マスコミの対応

もっと、静かに見守ったらどうかね。まずは、理化学研究所の発表を待つ。 

これで、いってもらいたいです。

 

小保方さん、今回のことが失敗(STAP細胞はいかなる条件の元にも存在し得ない)だったとしても、研究者としての道のりは長い。今後とも頑張ってくださいね。